皆様、こんにちは鴻巣市の「スマイルハウス」です。
本日は3月11日です。
東日本大震災より8年経過しました。
本当に微力の微力ですが、情報として風化させない力になれればと思って毎年、この日にブログを書かさせて頂いております。
あれより8年…
被災された方には私が感じる8年間より、本当に重く、そしてとてつもなく長い8年間だったと思います。
また、ご家族、友人、恋人を失った方は…
もしかしたら8年前のあの時で…時間が止まったままだったのかもしれません。
ですが5年目~7年目に比べ
8年目を迎えるにあたり、私の目線では被災された方と仕事上で出会うことが無く…
皆さん着実に1歩を踏み出し、そして落ち着いてきたのかな…?と
文章にすると難しいですが、前へ踏み出す段階をもう乗り越えて、地に足を付け始めている…そんな感じがしました。
さて、8年という月日が経過し…
どんな事ができるのか…
結構、難しいですよね?
何かしたいけど…
募金するにもどこに行けばいいか分からない…
仕事や生活があるので、そんな時間の余裕が無い…
何かしたいけど、何していいか分からない…
私も近い心境です。
そこで皆さん
Yahoo!JAPAN(ヤフージャパン)を
PCやスマホで開いて下さい!
検索で
3.11
と検索すると復興支援のために¥10が寄付されます。
たった¥10ですが、数が集まりゃ、大きな復興の力になります!
3.11と検索するだけ
たったそれだけ、簡単です!!
是非、検索してみて下さい。
さて、復興状況はかなり進んでいて道路、インフラ関係はほぼ完全に復旧しているようです。
昨年のブログで1番最初に触れた仮設住宅問題。
ここ1年でかなり良い状況に進んでいる感じはします。
去年の時点で約3万人が仮設住宅より移れない状況と書きましたが…
2019年1月の時点で仮設住宅に残っている方の数は
3,418人
となっています。
この1年で10分の1にまで減少しています。
あと少しですが、それでも高齢の方が動けない状況は続いているようです。
仮設の受け皿となる災害公営住宅も増やしており、あと1歩です。
早く全員がいわゆる「普通」の生活に戻れることを祈ります。
2016年に起こった…
熊本震災
こちらの方が仮設住宅問題としては現状では大きいようです。
未だ約1万9000人が仮設住宅から移れない状況が続いています。
熊本で被災された方も、早い復興と当たり前の「普通」に1日も早く戻れる事を願います。
改善されつつある仮設住宅問題ですが…
その反面…
少しも改善されていかないのが…
風評被害です。
特に水産業における風評被害は未だ根強いようで…
去年のブログでは若い漁師さんが立ち上がり、風評被害もおさまってきているという話をききましたが…
データで見ると…いやまだ全然!!おさまっていない!というのが分かります。
毎年伸びてきてはいるようですが…
福島沖での漁獲量は震災前2010と比較すると、わずか20%しか回復していません。
県の放射性検査で基準値を超えたものは「0」
安全が確認されているのにも関わらず、水産業復興の見通しは今も見えない状況です。
これは、募金支援などではなく人の「心」の中、言わば気持ちの問題による所も大きいので…
改善するには…それぞれ個々の気持ちが頼りになるのかもしれませんね。
逆に考えればちゃんと検査を受けた日本一安全な魚だ!とも思えませんか??
前にも書いたかもしれませんが、風評被害だけはもう風化してしまえ!と思う8年目です。
この他にも、色々と被災された方には背負ってしまった物が多いと思います。
「頑張ろう」はもう充分に頑張っているハズです。
「前を向いていこう」は…もう恐らく皆さん当たり前、既に前を向いているものと思います。
何か偉そうですし…なんて言えばわかりませんが…
これだけは云えます。
応援しています!!
2019.3.11
心より哀悼の意を表します。
スマイルハウス株式会社
スタッフ一同
過去のブログはこちら↓
毎年の復興状況を記載を始めたのは2015年から…