こんにちは「スマイルハウス」です。
今日は2017年3月11日
東日本大震災から6年となります。
毎年、微力ながら役に立てばと思いブログを書いていますが…
書くたびに思うのが…もうそんなに経つのかという思いです。
毎年、毎年同じ事を言ってますが…
長いようで短い…そんな気持ちになります。
2017年現在、大きい被害を受けた3県42市町村の復興状況も前進しており、被災地の方も肌で感じているとの事です。
ですが、未だ問題は多々有り…
産業の再生、人口減、震災風化、仮設住宅における高齢化問題など心配事も山のように有ります。
上記でも大きな元になるっているのが人口減です。
若い人達は震災後、被災地を離れて新たな地で生活を初める方が多く、被災地では若き働き手が少なくなっています。
また、現在の仮設住宅に残っている大多数が体力の少ない高齢者の方となりそこに留まり故郷に中々帰れないという状況もあるようで完全な復興にはまだまだ時間を要する事になりそうです。
また6年経った現在でも避難してきた被災者に対するイジメ・差別問題が未だにあるようで…正直、いつまでやってんだって気持ちになりますよね。
新聞に掲載されていた被災者の受けた差別も埼玉県で起こっていたようで同じ県民として悲しい想いです。
更に6年経過した今でも身元が確認出来ないご遺体もあるそうです。
早く家族の元に帰してあげたいですね。
さて、この日は特に住宅に携わる人間として新たに気を引き締めているつもりです。
思えば昨年は熊本・九州の震災もありました。
何時でも私達、日本人は地震と隣り合わせで生きているんですね。
ですがその教訓を活かし、住宅も日々の進化をしていってます。
日本の住宅は世界に誇れる住宅です。
住む人の安全を考えた家造り…
今後も変わらない課題になりそうですね。
陸前高田市「奇跡の1本松」
2017年現在
震災による津波で殆どの松の木が薙ぎ倒され壊滅していく中、力強く生き残った1本松…
その姿が震災復興への力強い希望のモニュメントとして今も陸前高田市に保存されています。