皆さんこんにちは鴻巣市不動産「スマイルハウス」です。
本日は3月11日(金)ですね。
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)より5年が経過しました。
くしくも5年前…同じ金曜日だったような気がします。
毎年この日に社員ブログを書く事にしておりますが
5年という月日は短いようで長い年月ですね。
もう5年か…と思う反面、思い返せば凄く長かったように感じます。
おそらく被災された方には私より遥かに長く感じる5年間だったと思います。
また、御家族を津波で失った被災者の方はあの日より時間が止まったままなのかもしれません。
あれから5年…
現在も行方がわからない方が2561人。
避難して今だ自宅に戻れない方がまだ約20万人もいらしゃいます。
当初は47万人の方が避難されていました。
去年のブログを書いた時点で約22万人にまで減少されていましたが…
1年間で2万人…
まだ長い時間がかかりそうです。
しかしながら被災地に戻りたくないという方も5割程いるようです。
当社でも鴻巣市に避難してきてそのまま鴻巣市で今後も暮らしていきたいと言うお客様もまだ多くいらっしゃいます。
5年前の爪痕は今も確実に被災者の方を苦しめています。
私にできる事は安心して暮らせる住宅を提供できるように全力でサポートする事…
風化させないように微力ながら発信していく事ぐらいです。
住宅のアドバイザーとして毎年この日は気を引き締め直していきたいと思います。
~3/12追記~ 2016.3.12現在~
公共インフラ 道路・鉄道・上下水・電気・通信等 一部を除き復旧 学校・病院施設は9割復旧
原発事故処理 廃炉と汚染水対策はまだ、長い時間を要しそうです。
【宮城県南三陸町防災庁舎】(画像 )
震災による津波により辺りが倒壊する中で骨組のみ残りました。 (鉄骨造)
最後までこの庁舎の防災無線で避難を呼びかけ亡くなられた女性職員は「多くの命を救った命懸けのアナウンス」として当県(埼玉県)の道徳の教科書などに掲載されています。
震災を忘れない為のモニュメントとしてこの庁舎を残したいとういう意向は
2013年に撤廃されましたが…
その後、全体の6割を超える保存賛成の声により
宮城県にて2031年までの保存が決定しました。