皆さんこんにちは「スマイルハウス」です。
研修日記2019~秋田、青森編~
第三弾になります。
前回の弘前城を後にし、次に向かった先は…
太宰治記念館「斜陽館(しゃようかん)」です!
私は結構、行きたいと思っていた場所なので…
ワクワク(´∀`)
斜陽館は青森県五所川原市にある小説家「太宰治(だざいおさむ)」の生家になります。
近代和風住宅の代表例として重要文化財に指定されています。
1907年に太宰治の父によって建築され、太宰治が中学へ進学する頃まで生活していたみたいです。
太宰治の死後、町の旅館経営者が買収し、旅館と記念館を併設した模様です。
名前も太宰治の小説「斜陽」から取り「斜陽館」になりました。
設立当時こそ太宰治ファンが宿泊する聖地的な旅館でしたが、経営は徐々に悪化し、現在はまた別のオーナーの元で記念館のみとして運営されているようですね。
さて、太宰治と言えば…皆さんも1度は耳にした事がある小説家であると思います。
恐らくですが、小学生の時なんかに授業などで作品も読んだ事があるかと…
そう「走れメロス」です。
ほら、知っているでしょ?(笑)
その他にも先ほどの「斜陽」や「人間失格」などの代表作も耳にした事があるかと思います。
太宰治自身は、波乱万丈な人生を送っており、自殺未遂や薬物中毒を繰り返し…最期は愛人であった人と共に入水自殺をはかり…
38歳という若さでこの世を去ります。
典型的な自己破滅型の作家だったとされており、死の直前に書き上げた「人間失格」は、太宰治の遺書のような位置付けとされているようです。
作品が良いのは当然として、その人生の闇具合?も魅力となり熱狂的ファンが多い小説家だと思います。
…熱狂的ファンが多いカリスマ性の高いアーティストって…
何か短命で、そして闇深いというか影がある人が多いような…
人はそんな作品の光、そして裏にある影に惹かれていくのでしょうか?
※哲学的だ~(笑)
とまぁ、前置きが長くなってしまいました。
つまり、何が言いたかったか?というと…
斜陽館のイメージと太宰治に抱くイメージにギャップが凄かったって事です(笑)
先程、旅館と併設して…と話があった通り。
デカいんですよね(笑)
680坪の敷地内に1階は11室、2階は8室に加え、庭園などもあり、当時は最先端であった近代和風の住宅…
太宰治って…
いわゆるボンボン!!
いや、もはや
スーパーお坊ちゃま!!!
だった訳です。
波乱万丈な影を落とす太宰治イメージに華やかな実家が何か違和感がありました。
※いや、私の勝手なイメージですけど(笑)
まぁ、見てください、豪華絢爛な姿を…
中々、この高級レベルの住宅はお目にかかれないですよ。
旅館にするのも頷けますな!