皆さん、こんにちは「スマイルハウス」です。
今回は前回の「頭文字D聖地巡り」の後編となります。
興味が無い方にはさっぱり意味が分からない話と思いますが…
前回同様、知らない方にもなるべく分かりやすいよう努力してみますので少しでも興味をもってくれたら嬉しいです。
m(_ _)m
それでは…
実物「ハチロク(藤原豆腐店仕様)」と「FD(高橋啓介仕様)」を見学した後に向かった先は…
主人公「藤原拓海」のホームコースとなる「榛名山(はるなさん)」に実際に行ってきました。
前編でも書いたように劇中では「秋名山(あきなさん)」となっており架空の山となっております。
※他の峠は確か全部実際の名前で登場していたと思いますが…何故「榛名山」だけ架空の名前になったんだろうか??
ですが、秋名山自体は劇中でも榛名山の峠道を忠実に再現している所があり作品を観た事がある方にはニヤリッとしてしまう。
5連続ヘヤピンなども実際に走る事ができます(笑)
まぁ、聖地的な扱いになり走り屋の皆さんが大勢訪れる為…
5連続ヘアピンを含む有名処の舗装はわざと波打っています!
とてもドリフトかませる道ではないですね。
※そりゃそうだろうケド…漫画をマネして事故多発地帯と化しそうですから(笑)
さて今「ドリフト」という言葉がでましたが…
これもまた、この作品における魅力となった大きな要因となります。
ドリフトとは車体の慣性力がタイヤと路面との摩擦力の限界を超え、グリップを失った状態において 、前輪、後輪を問わずタイヤのスリップ状態を発生させながら走行する状態の事を指します。
雪の日にスピード出しすぎて曲がろうとしたら車が曲がりきれず滑ってしまう…みたいなイメージですかね?
この状態を意図的に生み出しカーブ(コーナー)を最短距離で滑ったまんま抜けていくというのがこの作品の肝となっております。
言葉で説明すると難しいですが…(汗)
高等運転技術だと思って下さい。
ラリーカーとかがTVやCMなどで…急なカーブを車が横向きに滑りながら(タイヤの向いている方向と全然関係ない方向へ)走っていいくアレです(笑)
特にアニメ版ですとCGアニメーションを使いダイナミックに描いていますので、普通に引き込まれてしまいます。
更にアニメ版はユーロビートが劇中に多く流れスピード感が増して何とも言えないかっこよさと爽快感がありますよ~
この「ドリフト」が作品最大の醍醐味と言っても過言ではないです!
ヽ(´▽`)/
なにせ…
タイトルの「頭文字D」のDは
DRIFT(ドリフト)のD
ですから…
巷では
DRIVER(運転手)のDとか、DRIVING(ドライビング)のDだとか、拓海がとんでもない神風走行をする事からDANGEROUS(デンジャラス「危険な」)のDではないかとかの説もあります。
また、物語中盤から拓海が所属する群馬遠征チーム
「PROJECT-D(プロジェクトD)」のDは
DREAM(夢)のDであるとチームリーダーである「高橋涼介」が物語終盤に語っている事から…
DREAMのDではないのかとの話もあります…
ですが作者がドリフトのDであると明言した事でドリフトであるとの話に落ち着いたような気が(笑)
ですのでタイトルのように見所の要素となります。
…前置きが長くなってしまいましたが…
いよいよ榛名山へ向かいます。
一番最初のポイントは「給水塔」前…
物語序盤から中盤にかけての秋名山バトル開始のスタート地点になる場所で…
作中でも1番出番が多く、かなり印象に残る場所になります。
…作品を観たことある人はこの光景…見たことありません?
シンボルの給水塔があります!!
ガードレールなんかも劇中そのまま(笑)
※比較画像です!!写真とは向きが逆のアングルです。
劇中、給水塔の隣に制御室の様な建物が描かれていましたが…残念ながらそちらは老朽化により取り壊されてしまったらしいです。
とは言えバトルスタートの合図
「カウント始めるぞぉーー!!」
が蘇ります(笑)
当日もまだ走り屋の人を見かけましたよ。
峠を下っていくと…
「スケートセンター前」や「高橋涼介」との決戦時に拓海が抜き返した最終コーナー1つ手前などが実際に走れます!
ヽ(´▽`)/
また、インパクトのあった…初戦で高橋啓介を抜き去ったコーナー
「溝落とし(みぞおとし)」の箇所も(笑)
側溝の部分にタイヤを引っ掛けて車が外に膨らまないよう走り抜ける技で拓海の…
必殺技みたいなモノとなります。
「ジェットコースターみたく変な曲がり方をした!!!」
と敵チームが実況しましたが…かなり的を得た表現です(笑)
実際見てみると…何か可能な気もしてくるぅ~
ですが、危険ですので絶対止めましょう!!
榛名山峠を一通り堪能し…
お次は「榛名湖(はるなこ)」へ向かいます。
劇中ではやはり「秋名湖」となっており、こちらも度々登場します。
スワンのボートが印象に残るシーンが多いんですが…
私が行った日は12/27で実は前日までイルミネーションを行っていたようで…
この日はそれの撤去作業…
スワンボートも片付けられちゃってました(涙)
※いつもは出ているみたいですね。
しかし湖の奥の方を見てもらうと…湖畔のホテルが見えます。
明言はされていませんが…
湖畔のホテルに拓海が毎朝、秋名(榛名)山を通って豆腐を届けていて拓海のテクニックが磨かれたとの描写があり、私はこのホテルの事を指していると思っています!(笑)
近くに榛名山頂上へ登れるロープウェイもあるので是非行って見て下さい!
(絶景です…この日は雪が舞い強風で死にそうでしたが)
さて、今回最後のスポットは
伊香保温泉街石段です。
ここは有名ですよね(笑)
作中でも前半のヒロインである「茂木なつき」と拓海がデートで待ち合わせした場所になるんですが…
この「頭文字D」…前半と後半でヒロインが変わる珍しいタイプで前半のヒロイン「なつき」にはベンツに乗ったパパがいます。
おこづかいをくれる方のパパ…なんですけど…
(;´Д`)
かなりブッ飛んだヒロインですよね(笑)
結構嫌いな読者もいたせいか…後半に登場するヒロインは完全正統派ヒロインに(笑)
この辺も作品を見て、違いすぎるヒロインの扱いを堪能して下さい。
私、個人としては後半ヒロインは正統派過ぎて終始、拓海とラブラブ描写ですので、前半ヒロイン「なつき」との中盤ドロドロ展開の方がドラマとして面白かったんですけどね(笑)
さて、この石段のデートシーン…確か1~2度しか登場していないシーンなのにメチャクチャ記憶に残るんですよね…
多分…どっかで観たことあるっ!!っていう石段と「まんじゅう」の看板のせいでしょうか…
何か観たことある風景でしょ?(笑)
※因みに比較画像です。
この石段…1年と同じ365段あり頂上には榛名神社が鎮座しております。
かなり息切れしますが…(笑)
途中に売っている玉こんにゃく串を食べながらお参りして下さいませ!
因みに神社の石段で拓海と親友の「武内樹(たけうちいつき)」が二人仲良く「温泉まんじゅう」を食べるシーンも出てきます。
好きな方は是が非でも石段頂上まで登りまんじゅうを食うべし!!
この他にも、バトル舞台となった碓氷峠や日光いろは坂…などもあるのですが、いつか行ってみたいなぁとか思ってます。
今回のブログで「頭文字D」を観たことが無い方でも興味が出たら嬉しいです。
特にまずはDVDシリーズをオススメします!
※カッコイイバトルシーンとBGMの他に人間ドラマも原作より掘り下げているのでドラマとしても面白いです。
車に興味がなくとも観ればハマる作品ですので是非1度観てみて下さいませ~
ヽ(・∀・)ノ