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シン・ゴジラ凄かったです!

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カテゴリ:旅行・日記

皆さんこんにちは鴻巣市「スマイルハウス」です。



先日、夏季休暇を頂きました。



休暇中にご迷惑をお掛けしたお客様は大変申し訳ありませんでした。




さて、皆さんは夏休み期間中どちらへ行かれましたか?



私も細かい感じに色々と遊んできました。






中でもアレです。




前回も書きましたが…




「シン・ゴジラ」です。






感想はもう…




面白かったと言うより




凄かった!




という表現が良い気がします。





今作は原点回帰がテーマの1つのようです。




初代ゴジラより62年…




原点へ戻った作品となっていますが…




実は1984年に原点回帰しています。




通称「ゴジラ84」です。



※84ゴジラは原点回帰してますが、過去にゴジラがいた設定です。

初代を完全リブートしたという意味では今回のゴジラが初だとおもいます。



思えば初めてリアルタイムでゴジラをスクリーンで観たのがこのゴジラ84でした。




そう、純粋無垢な少年でした。


(嘘つけ)




それまでTVで観た事があった人間の味方的立ち位置でユーモラスたっぷりのゴジラではなく人類の敵として描かれた怖いゴジラが…私にとっては原点となっております。



※84より数年後、完全な続編「平成ゴジラ」シリーズとして「VSデストロイア」まで続きます。


その後はミレニアムシリーズ、怨霊?ゴジラを経てファイナルウォーズでゴジラは完結しました。




今回のシン・ゴジラは初代ゴジラのオマージュ作品との事ですが…84ゴジラのオマージュ部分が多くあったように感じました。




こちらについてはネタバレも含みますのでのち程に(笑)





まず今回のゴジラは怪獣映画では無くディザスタームービー寄りだと思いました。




ゴジラが災厄として描かれています。




更に3・11のメタファーとして、津波や福島第一原発事故を思い出させる描写が数多くあります。




我が埼玉県民…というより鴻巣市民ならではの視点ですが…




劇中…都心より避難した人達が映るシーンがあります。




映し出される避難所…




お隣の加須市なんですよね。




恐らくはこの地域の方以外…




大多数が気にしないシーンでしょうけど…




3・11発生時、被災者の避難先として大量に受け入れてくれたのが…




加須市(旧騎西町)だったんですよね…




そういった細かい箇所からも震災のメタファーとして感じとれました。


(まぁ~あの1~2秒位のシーンの為にわざわざあそこまで行って撮影したなぁ)




意図的にそういう構成にしていると思いますが…




この辺りは是非、観て感じてみて下さい。







テーマの一つ




日本(現実)VS虚構(ゴジラ)




現在にゴジラが現れた時、政府(日本)はどう対応するのか?に焦点を置いてます。




ですので閣僚、官僚などを中心として対策会議のシーンが続いていきます。








賛否両論のようですが




ポリティカルフィクションとしても




結構ユーモラスな描写も多く意外に飽きずに観れましたよ。




1部抜粋すると



なんだか頼りない総理大臣




(大杉蓮さんですが、何かおとぼけで可愛い憎めない総理)




「ゴジラの上陸はありません!!」




といった矢先に上陸され





「えぇ~(´・ω・`)」となったり(笑)




攻撃前に




総理「本当に民間人は残っていないんだな!?」に対し




閣僚?「いないと報告を受けています。私は現場の判断を信じるだけです。」





熱いシーンのようですが表情を見てやって下さい。




…こいつら責任取りたくないだけだろ(笑)




※シーンは違いますがこの2人のやり取りだったと思います。




なんか私は「踊る大捜査線」を思い出しました。


※元々庵野監督のエヴァンゲリオンの影響を色濃く受けている作品ですけどね。




青島刑事のいない「踊る」です(笑)




このシン・ゴジラ海外上映配信が決まっていますが…




コレ…海外でウケんのかなぁ?




日本人の感覚でないと理解出来ない事や共感が出来ない描写が多いんですよね…




一人がヒーローとなって活躍する話では無いですし、その辺を突き放した感がある群像劇になってますから…




まぁ、ウケないでしょうね。




日本人による日本人の為のゴジラ




を作ったのでしょうから。





個人的には良くやった!って感じですよ。






【ここより少しネタバレを含みます】












肝心のゴジラシーンですが、最大のピークは2つあります。






一つは放射熱線シーンです。




んまぁ~あの絶望感と言ったらとんでもねぇです!!!

(私の大好物ですけど)





巷では内閣総○職ビームといわれたりゲロビームとか言われてますが…(笑)







もう1つはゴジラファンなら熱くなりそうな…




在来線アタック(ネタバレを含むので名称は省略)です。




初代、84とゴジラにイジメられ続けた在来線の復讐が今回なされました!(笑)






またこの2つのシーンで流れる音楽が素晴らしいんです。






在来線アタックでは自衛隊のマーチ(宇宙大戦争)




少しアップテンポになりながらミックスは昔のままという仕様。




昭和、平成シリーズファンは間違いなく胸が熱くなると思います。




また、放射熱線シーンは




この曲がかかります。




//youtu.be/dgsPqsY_oEY

※終盤に熱線シーンの1部が出ますので見る方は注意して下さいませ!!




この音楽によってあのシーンが怖く、絶望的になるんです。





因みに





先程触れました84オマージュ部分ですが…






やっぱり核兵器使用の時のくだりでしょう。




84では総理がアメリカの核攻撃要請に対し






「あなた方は首都ワシントンにゴジラが現れた時、躊躇わず核兵器を使う勇気がありますか?」




と説得したのですが…




今回のアメリカは




「私達はNYにゴジラが現れても躊躇わず核を使う」




先手を打ってきやがります(笑)





また、今作の最大の謎となっている「牧吾朗」博士




これ84の主人公と同じ名前です。







とまぁ




ここまでは事前情報として入っても差し支えない程度のネタバレだと思います。






が…






今回のゴジラはネタバレを抜きでは語れない大きな謎があります。




観た方ならわかるであろう色々な説が出ておるアレとアレっす!!





※注意


【ここより大きなネタバレを含みます。】

















【大きなネタバレを含みますのでまだ見ていない方はここで閉じて下さい】





















さて、アレとアレこと




ラストシーンと牧博士の謎ですが…




諸説諸々と色々な見解が出ていて面白いですよ。





冒頭、東京湾に1隻のボートが発見されます。




持主はアメリカと共同でゴジラ研究していた牧吾朗博士の物のようです。




中は無人ですが、靴があり、テーブルには宮沢賢治の詩集「春と修羅」と「私は好きにした。君達も好きにするといい」のメッセージと共にゴジラ研究のデータが残されています。




そもそも「ゴジラ」自体は冒頭より存在かその幼体…又は細胞のようなものが確認されていて研究もかなり進んでいたという事がわかります。



そして、そのボート付近よりゴジラ出現(第1形態)となります。




この牧博士…作中では多くは語られません。




作中ででたキーワード的なものは




ゴジラ遺伝子を研究していてそのデータを持って行方不明…




アメリカCIAも追っている模様。




そして、最愛の妻を放射能事故で失っている。


(博士の年齢的な背景を考えると原爆では無く…3・11における福島第一原発の事故をここは思わせます。)




また、その際に何も対応してくれなかった日本政府に憎しみを持っている。





くらいの事しか語られません。




しかしながら今作最大のキーマンとなっていきます。




ぶっちゃけちゃうと




ゴジラ=牧博士説を唱える人が結構多いです。




その場合…なぜ、東京に向かうのか?




これもしっくりとくるんですよね。




博士の憎しみと悲しみの対象が日本政府とすると執拗に東京…




どちらかというと永田町方面へ向かうのも合点がいきます。




そうなると熱線シーンに流れる先程ご紹介した曲…




「Who Wil Kow」



がとても意味深にそして深い悲しみのシーンに変わってきます。




※敢えて和訳されたものを選んだんですけど…

「私が纏うのは虚無」の一節…凄く意味深です…





もう一つのラストのアレ…







今作の「シン・ゴジラ」のシンは新、真、神の意味合いを持つそうですが…




進化の進(シン)も当てはまりそうな気がしてなりません。




今回のゴジラは形態を変えていきます。




私には地球上の生物の進化を辿っているように感じました。




すると現在地球上でもっとも進化している生物…人間に最後はなるんじゃないか…




そう考えると…あのラストシーンになるのかなと…




意味深なセリフが作中多くありましたが…




「1番怖いのは人間」




これですかね。




と評論家みたいな事を言ってますけど







あの庵野監督ですから…





思わせぶりな謎を投げかけておいて…







実際の所は






何も考えていない説







も濃厚ですけどね(笑)







最後にラストのアレ…




2体確認できました。




超個人見解ですと…




アダムとイヴ




的な描写じゃないのかなぁ…とかね。




まぁ、ともかく






ゴジラ最高っす★



8/24追記…


前回は家族と行ったんですが、友人が観たいというので2回目…行ってきました。


スルメみたいな映画ですね。ハイスピードで場面が変わる作品ですので、2回目の方が落ち着いて観れて面白かったなぁ(笑)

2回目はまた色々新しい発見が多かったです。


それに伴い、認識が違う場面もありましたので追記にて修正致します。


1.ラストシーンのアレですが2体どころの騒ぎではなかったです(汗)アダムとイヴではなさそうですねどうも…


2.加須市の小学校が避難所で映るシーン1度ではなく中盤に1回、終盤1回とありました。1~2秒ではなかったです…


3.核兵器使用でアメリカが先手を打ってきましたのくだりはセリフが少し違いました。ニュアンスは同じです。


4.冒頭のボートのくだり…「詩集&メッセージ&研究データ&靴」の他にも折鶴、地図に✖印(神奈川方面なので2度目のゴジラ上陸地点と一致します)メガネがありました。…ってか。冒頭にヒントっぽい情報量が多すぎ(笑)


5.牧博士では無く牧教授(正確には元)かもしれませんが今回は博士で統一しておきます。


冒頭のボートのシーンや

牧博士の残したメッセージに対し矢口蘭堂が

「何を好きにしたっていうんだ…」と言った瞬間、ゴジラのアップシーンに切り替わったり…見直せば見直す程…博士イコール説が現実味を帯びてくる描写が結構ありました(笑)


今回1番笑ったのは2回目じゃないと気付かないシーン…


臨時内閣総理大臣に抜擢された農林水産大臣…


冒頭の会議のシーンで

「農林水産大臣 欧州外遊中の為、不参加」

とテロップが出ます。

(一瞬なんでこんな感じのテロップでした確か)


アイツ…バカンスしてたから生き残ったのかよ!!(笑)


また、1度目の時に私の奥さんが「何か呆気なかったね」と言っていました…実は私も感じた部分です。

凄いものを見せられたぞって感想なのに…何でだろうと?


2度目で理由が何となく分かりました。

アクション、ディザスター、パニックなどの部類にカテゴリーされる映画を作る上で、物語を構成する要素としての…


「奇跡」の要素が無い(極めて少ない)からかなと…


簡略的にいうと…


ロジック→ロジックの破綻→奇跡


と構成する事で観客側は一種のカタルシスを覚えると思うのですが…


シンゴジラは最後まで


ロジック→ロジック→ロジック


なんだと思います。


例にあげると血液凝固剤も規定量を上回る量まで計画通りに投与出来ていますよね。そして、そのまま論理通りに凍結。


従来の演出とすれば…凝固剤は70%位しか確保出来ず、投入もトラブル続きで(ここまでがロジックの破綻)

…もうダメか!?…いや諦めるな!!

効くのか…きっ…効いた!!(奇跡)うぉお!

となりそうです。

(大雑把ですけど…)


その辺りもリアリティーというか…最後までロジックを通したからなのかな?とか思いました。


それでいて、凄いものを見せられた…と感じたのは…


個人的見解なんですけど…


余韻みたいなもの?


が凄く残る作品なんです。


3・11を体験し、リアルタイムで見た…現日本人にとって…


メタファーとしての部分が自分の中で勝手にフラッシュバックされてしまい、不安や怖さや希望的な感覚を補正してしまうからかもしれません。

あの震災をどう捉えるか、どう向き合ったかで観た後の感想が大きく違う作品のような気もします。




さて、追記もかなり長くなってしまいましたが…

(;^_^A


その他も言いたい事が一杯です!!


今しか劇場で観れませんのでDVDでは出ない迫力を体感して下さい!!


※決して東宝のまわし者ではございません(笑)











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